当店では、曜変天目で有名な林恭助の作品を買い取りしてます。
林恭助は1962年に岐阜県土岐市に生まれました。
人間国宝である加藤孝造に師事し陶芸技術を磨き上げました。
曜変天目は古来中国で焼かれていた茶碗です。
曜変天目とは黒井釉薬に様々な大きさの結晶が斑紋となり、その周辺が瑠璃色の光を放っているものを指します。
長年だれも再現できず謎でしたが林恭助氏は天目茶碗の故郷である中国から陶土を取り寄せ、釉薬の研究と合わせて試行錯誤を重ねました。一度黒い茶碗を焼いた後で二度目の焼成を行う二度焼きの手法で曜変天目に限りなく近い作品を作り上げることに成功しました。
2007年に中国北京でも展覧会が開催され、中国人研究者たちからも高い評価を受けました。
ほぼ曜変天目茶碗を再現しましたが、まだ完成な再現には至ってません。
多くの陶芸家が研究を続けてます。