有田焼(ありたやき)
歴史や特徴を紹介

有田焼は佐賀県有田町を中心に焼かれている磁器です。伊万里港から積み出しがされていた事で伊万里とも呼ばれています。原料は泉山陶石や天草陶石ですが、磁器の種類により多彩に使い分けられています。

製造時期や様式により、初期伊万里、古九谷様式、柿右衛門様式、金襴手に大別されています。しかし献上用の極上品のみを焼いた別系統の作品もあります。藩窯で鍋島藩に献上する為に作られた物が鍋島様式。皇室に納められた物を禁裏様式と呼んでいます。

どんな歴史があるの?

江戸時代後期に磁器生産が始まるまでは、日本国内では唯一、長期に渡り磁器の生産を続けていました。1977年に、経済産業大臣指定伝統工芸品に指定されています。豊臣秀吉が朝鮮出兵をした際、有田を含む肥前の領主、鍋島直茂が、朝鮮人の陶工を日本に連れて来たと言われています。その一人に、李参平という人物が居ます。1616年、あるいは1604年に、有田東部の泉山で白磁鉱を発見しました。それから近くの上白川に、天狗谷窯を開いたのです。これが日本初の白磁を焼いた記録とされています。その為、李三は有田焼の祖と言われていました。有田町では、李参平を陶祖とし、祭神としている陶山神社があります。

特徴は?

有田焼の特徴はその透き通るような白磁の秀麗さです。繊細でありながら、華やかな絵付等にも魅力を感じる方は多いでしょう。薄く、軽く、少しひんやりとした滑らかな触り心地と硬質さも魅力の1つです。耐久性等も強く、吸収性はありません。その為、食器として使用するのに最適です。

ゆかりのある陶芸家は?

有田焼の有名作家の一人に酒井田柿右衛門が居ます。1982年に、14代目が襲名されています。重要無形文化財、色絵磁器の保持者として人間国宝に認定されています。他にも、柿右衛門製陶技術保存会、重要無形文化財、柿右衛門の保持団体に認定を受けています。2014年に、長男が15代目の柿右衛門となりました。

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