樂吉左衛門
(ラク キチザエモン)
陶芸作品を高価買取

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樂吉左衛門 作家情報

樂家初代は長次郎です。楽焼の創設者である中国出身の父、あめや(阿米也、飴屋または飴也)と母、比丘尼の間に生まれました。
初代の長次郎が亡くなると長次郎の妻の祖父である田中宗慶は、豊臣秀吉から、聚楽第の一字を取った「樂」の黄金印を与えられました。これが樂家の始まりです。
二代目は宗慶の次男、常慶です。その後、常慶が初めて吉左衛門を名乗りました。三代目は常慶の長男、道入です。道入は、のんこう、またはノンカウとも言われる別名、俗称を持っていました。この道入は楽焼の名人でした。樂家の釉薬の技法を完成させたとまで言われています。長次郎以外では、唯一、吉左衛門を名乗らず、代わりに吉兵衛と名乗りました。
それ以降、歴代の当主は様々な作品を作り上げ、現在の15代まで続いています。

楽吉左衛門は、千家十職の一つであり、楽焼の茶碗を作成する茶碗氏の樂家が代々名称を襲名しています。
樂家の代名詞は、黒釉をかけた茶碗です。
二代目、常慶は大ぶりで歪みのある茶碗、香炉軸と呼ばれる白釉を使い始めました。
三代目の道入は、初代や二代目とは違い、朱色や黄色等、複数の釉薬を使用し、明るい作品を作り上げました。
四代目、一入は、初代を模範としながらも父の技法を取り入れています。地味な色調ですが、その中に光沢を持った作風が特徴です。
五代目の宗入は、初代である長次郎回帰を進めたのです。
六代目は左入。光悦写しの茶碗で知られています。
七代目の長入は茶碗以外にも、香合や、花入れなど、多数の作品を制作しました。
八代目は得入は、父の隠居により八代を襲名しますが、病弱であり、父親が亡くなった後は、家督を弟に譲って隠居しています。佐兵衛と改名してその後も製作を続けました。
九代目は了入です。三代以来の名工と呼ばれました。ヘラ削りの巧みな造形が特徴です。
十代目は旦入です。織部焼や、伊賀焼、瀬戸焼などの作風や意匠を、楽焼に取り入れて、華やかな作風となっています。
十一代目は、明治維新の後、茶道が低迷した頃、旧大名家の家族に作品を納め、家業維持に貢献をしました。
十二代目は弘入は、明治4年に家督相続をしました。茶道衰退期でしたので、若い時の作品は少ないです。しかし晩年になると多くの作品を制作しました。大胆なヘラ使いが特徴的です。
十三代目惺入は、釉薬や技法の研究を歴代の中で最も熱心に行いました。他にも樂家家伝の研究も行っています。
十四代目覚入は、昭和三十五年、好景気以降、充実した作品を送り出すようになりました。彫刻理論を利用した立体的造形は、地代には見られない特徴として評価されています。
昭和53年には無形文化財指定をされています。
十五代目の樂吉左衛門は昭和五十六年に襲名をしました。日本国内外、様々な賞を受賞しています。陶工だけでは無く、陶芸作家としての評価も高いです。1997年には織部賞を受賞しています。

樂吉左衛門 略歴

1981年15代目 襲名
1997年織部賞を受賞
1998年第40回毎日芸術賞受賞
2000年フランス芸術・文化勲章シュヴァリエ受賞
2005年香雪美術館で「樂歴代と15代吉左衞門展」を開催
2006年MOA岡田茂吉賞大賞を受賞
2012年「ちゃわんや 二人の息子と若き人々へ」を出版
2019年佐川美術館で「ART 手づくねと轆轤展」を開催
2020年佐川美術館で「十五代吉左衞門・樂直入展」を開催

作家と関連の深いやきもの紹介

楽焼
低火度釉を用いた軟質施釉陶で、主に茶の湯に用いられます。特に楽茶碗の柔らかな質感と口部を抱えた独特の形は茶の用にかなったものとして茶人に好まれてきました。楽茶碗は楽家初代長次郎が千利休の注文により制作したのが始まりです。そのため茶碗は千利休らの嗜好を反映した、手捏ねによるわずかな歪みと厚みのある形状が特徴です。
楽茶碗の代表的なものには赤楽茶碗と黒楽茶碗があります。黒楽茶碗は焼成中に釉薬が溶けたところを見計らって窯から出し急冷することで黒く変色します。赤楽茶碗は赤土を素焼きし透明の釉薬をかけて800℃程度で焼成します。

樂吉左衛門の他、下記の陶芸作家作品も買取強化中です。

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