萩焼(はぎやき)
歴史や特徴を紹介

萩焼は山口県萩市一帯で焼かれる陶器です。長門市や山口市の一部に窯元があります。特に長門市で焼かれている萩焼は、深川萩と呼ばれています。この萩焼は「一楽二萩三唐津」と古くから謳われている程、茶人に好まれる器を焼いて来ました。

どんな歴史があるの?

この萩焼の歴史ですが、慶長9年、毛利輝元が朝鮮人陶工、李勺光、李敬の兄弟に命じ、城下で御用窯を築かせました。最初は高麗茶碗に似ていますが、理由は、手法や形状も同じ物を使用していたからなのです。坂家の三代までは古萩と呼ばれていました。これが萩焼の黄金時代と言われています。しかし兄弟はそれから別れてしまい別々の流派を生み出しました。

萩焼は1957年に、文化財保護法に基づく選択無形文化財に選択されました。保持者は十二代坂倉新兵衛です。1970年には、三輪休和(十代三輪休雪)1983年には三輪壽雪(十一代三輪休雪)が人間国宝に認定されています。2002年には経済産業省指定伝統的工芸品の指定を受けています。

特徴は?

萩焼の特徴は原料に使用される陶土です。釉薬の具合により生まれる貫入と呼ばれる物があります。器の表面の釉薬がひび割れた状態になります。これが貫入です。次に七化けが特徴的です。萩焼を長く使い込む内に貫入、つまりヒビ割れた部分にお茶やお酒等が浸透します。そうすると、器の表面の色が変化します。それによって枯れた味わいが出て来ます。基本的に、素地の色を生かす陶器となります。そのため、模様は地味な物になっています。しかしこの貫入や七化けの個性により多くのファンが居ます。

ゆかりのある陶芸家は?

三輪休雪、三輪休和(十代三輪休雪)、三輪壽雪(十一代三輪休雪)、坂高麗左衛門、坂倉新兵衛など著名な作家が多くいます。

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