三輪休雪
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三輪休雪の陶芸品 買取価格相場
三輪休雪は萩焼の三輪窯当主が代々襲名している陶芸家で、現在も続く萩焼の名工です。近現代作品では10代、11代、12代、13代の作品が主な作家となります。
それぞれ買取価格が違いますが、一番高価格になるのは恐らく、11代三輪休雪(三輪壽雪)の鬼萩窯変割高台茶碗で、出来、状態、流行、箱などによって買取相場価格は違いますが、数百万の査定額になる作品です。
12代休雪(三輪龍作)、13代休雪(三輪和彦)の作品も含めて三輪休雪の作品で買取評価額が高くなるものは基本的には茶碗ですが、盃やぐい呑などの酒器も人気があります。買取相談では、盃や茶碗なども含め多数の種類があり、さらに10代~13代までで全く異なりますので一概にいくらとは言えませんが、酒器で約5万円~25万円、茶碗では7万~100万円以上の買取査定価格が多いです。希少性の高い作品、特別な作品になると、より高価格帯となります。
三輪休雪を含め陶芸作家作品では、『共箱』の重要性があげられます。共箱とは作家本人が署名をした箱の事を言いますが、真贋の証明だけでは無く、作品に作家本人の箱書があるということは、作家自身が世に出すことを認めた作品となり、出来映えが良いと保証されているような意味合いもあります。その中でも三輪休雪の作品は、昔から人気があり贋作も多くありますので、共箱の重要性がより高くなります。
三輪休雪 作家情報
三輪休雪は山口県萩市の萩焼窯元、三輪窯の当主が代々襲名している陶芸作家としての名跡です。休雪とだけで呼ばれる事もあり、現在も脈々と受け継がれています。三輪窯は、江戸時代寛文年間に起こったと言われています。坂高麗左衛門の坂窯と共に、萩藩の御用窯を努めていました。非常に由緒のある窯元です。
初代舜陶休雪は赤穴蔵之介の子供として生まれました。祖父は、文禄、慶長の役の時に毛利一文の宍戸元続によって招致された渡来陶工でした。毛利輝元の萩入封に際し、父の蔵之介が萩に移住して、小丸山に窯を築き上げたと言われています。1700年には、毛利綱広の名で京都に行って樂家で楽焼き技法を伝習しました。李朝陶技に楽焼が導入されるというのは、萩焼の技術史上、画期的な出来事でした。以後、三輪家では大大藩主の求めに応じ楽焼も制作されるようになりました。
八代目雪山泥介は、三輪家の八代目です。幕末から明治にかけての激動期に活躍した名工です。10代目の三輪休雪の指導も行いました。
10代目の三輪休雪は従来の桃山茶陶に固執はしていません。時代に心を通わせた作陶をという考えの元からひね会を結成しています。そして陶芸家と自由な思想で交流を深めました。それだけでは無く焼成の方法を根本から見直しています。重要無形文化財萩焼の保持者に認定されており、古窯と同レベルにまで萩焼を引き上げた人物としても有名です。
兄の10代目、休雪が隠居をした後、三輪窯を受け継いだのが、11代目休雪です。兄弟で人間国宝の認定を受けたのは前例がありませんでした。原料を粗めの小石を混ぜた土にし、古くからの技法である、鬼萩を自分の技法としました。
略歴
1633年 | 佐伯家と共に萩藩の御用細工人として召し抱えられる |
1682年 | 初代佐伯半六が亡くなった時、二代目である子が幼少の為、藩名により、無田ヶ原の佐伯窯を継承。 |
1700年 | 毛利綱広の名で京都に行って樂家で楽焼き技法を伝習 |
1967年 | 11代目 襲名 |
1976年 | 紫綬褒章 |
1982年 | 勲四等瑞宝章 |
1983年 | 重要無形文化財萩焼保持者に認定 |
2003年 | 12代目 襲名 |
2019年 | 13代目 襲名 |
2019年 | 日本橋高島屋で「十三代 三輪 休雪襲名 雪嶺展」を開催 |
下記の陶芸作家作品も買取強化中です。
三輪休雪作品のほか、下記にご紹介する作家の作品にも力をいれております。
ご売却をお考えでしたらぜひ、ご相談下さい。
- 荒川豊蔵
アラカワ トヨゾウ - 板谷波山
イタヤ ハザン - 今泉今右衛門
イマイズミ イマエモン - 宇田川抱青
ウダガワ ホウセイ - 永楽善五郎
エイラク ゼンゴロウ - 兼田昌尚
カネダ マサナオ - 北大路魯山人
キタオウジ ロサンジン - 熊野九郎右ヱ門
クマノ クロウエモン - 黒田辰秋
クロダ タツアキ - 小山冨士夫
コヤマ フジオ - 坂高麗左衛門
サカ コウライザエモン - 坂倉新兵衛
サカクラ シンベイ - 坂田泥華
サカタ デイカ - 清水卯一
シミズ ウイチ - 杉本貞光
スギモト サダミツ - 塚本快示
ツカモト カイジ - 月形那比古
ツキガタ ナヒコ - 三浦竹泉
ミウラ チクセン - 三輪和彦
ミワ カズヒコ - 三輪休和
ミワ キュウワ - 三輪壽雪
ミワ ジュセツ - 三輪龍作
ミワ リョウサク - 樂吉左衛門
ラク キチザエモン
スムーズなお取引のために
スムーズな査定、お取引のためにあらかじめわかる範囲で下記のポイントをお調べ下さい。
作家・作品名がわかっている場合
ご売却いただく作品の作家がわかっている場合は、わかる範囲で構いませんのでお電話で下記の情報をお伝え下さい。
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上記の情報が分かると、買取可能なものか、査定額はどのぐらいなのか、簡単な査定が可能です。
作家・作品名がわからない場合
作家・作品名がわからない場合は、作風と箱にある署名の一文字だけでも お知らせいただければ判断できる場合がございます。
また、作品の写真や画像を送っていただくことでスムーズな査定ができます。売るのは初めてだという方も、安心してご依頼ください。
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ご依頼品が大量の場合は、全てを撮影するのは大変です。量が分かるように全体を撮影した写真をお送りいただくか、まずは大まかな内容をお伝えいただくだけで大丈夫です。
当店がご自宅まで伺い、1点1点拝見します。
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ご売却をお考えの陶器・陶磁器の詳細がわからないものでもまずは、お気軽にご相談ください。
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02. 査定方法の確定、査定のご予約内容に合わせて「出張」「宅配」「持込」のいずれの買取方法をご案内。
出張買取の場合は、お客様のご希望をお聞かせ頂き、訪問日のご予約を確定致します。お時間の都合がつけば即日出張査定にお伺い致します。
※いずれの買取方法でも全てご予約が必要となります。 -
03. 査定・買取 現金お渡しお品物を一点一点拝見し、買い取り金額を提示いたします。
内容にご納得いただけましら、即金でのお支払いとなります。
事前にお伝えした価格があれば、傷や欠点がない限り、それをベースにさせて頂きます。
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陶器・陶磁器(やきもの)に関する情報やおすすめの書籍をご紹介。
- 日本のやきもの産地紹介
「やきもの」の産地は、日本全国各地に存在しており、当社でも取扱いの多い有名産地をご紹介致します。 - 陶芸に関する書籍紹介
陶芸作家作品集や陶芸に関する書籍をご紹介しています。
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